ラスト1台
ジェイクシーリーシグネイチャー
※左ドライブ(LHD)
*BB近辺に小さな傷あり。画像でご確認ください。
Jake Seeleyシグネチャーモデルの「STREET SWEEPER」は、
Jakeのライディングスタイルに合わせて、75.25°のヘッドチューブアングルに、チェーンステイはとても短く、そしてボトムブラケットはより高く創られた彼のシグネチャーフレームを中心に構成されています。
プロレベルのモデルですが、初心者にもオススメなとてもコスパの良いモデルになります。
2022年モデル(143,000円)とカラーが違うだけでほぼ同じなのでかなりお得です。
単品で販売されているフレーム【Street Sweeper】(税込55,000円)をベースに
・4-pieceハンドルバー
・160mm クランク
・Odyssey Clutchシールドフリーコースター(税込28,600円)
などを見ても分かるように、これは真のプロレベルバイクですし、いかにコスパが良いか分かると思います。
以下にさらに詳しく説明を記載してみました。
Jake Seeleyシグネチャーモデルの「STREET SWEEPER」は、熱心なストリートライダーのことを考えてデザインされました。
Jakeのライディングスタイルに合わせて、
・75.25°のヘッドチューブアングル、
・チェーンステイはとても短く、
・ボトムブラケットはより高く、
創られた彼のシグネチャーフレームを中心に構成されています。
以下、長いですが説明を書いてみました。
■ヘッドチューブアングル(角度)とは
以下の画像のAの数字のことです。
現在はヘッドアングル75°が基準と考えられていてそこから数値が大きいとヘッドが立っている小さいとヘッドがねているという捉え方になります。
Aの数値が大きくなると直角に近づいて動きがクイックになります(
逆に数字が低くなると動きがもっさりとなります)。

A.
TOP TUBE(トップチューブ)
B.
CHAIN STAY(チェーンステー)
C.
HEAD ANGLE(ヘッドアングル)
D.
SEAT ANGLE(シートアングル)
E.
BB HEIGHT(BBハイト)
F.
STAND OVER(スタンドオーバー)
それとこのSTREETSWEEPERはEのチェーンステーが短く設計されています。
■チェーンステーが短いメリットは
チェーンステー(E部)が短いと前輪中心部と後輪中心部のホイールベースが短くなりますのでコンパクトな作りになります。
さらに、先ほど説明しましたヘッドアングル(A部)が立っていると前輪が自分側手前側(内側)に位置しますのでチェーンステーが短い+ヘッドアングルが立っている75.25°でホイールベースがさらに短くなるということになります。
チェーンステーが短いとリヤホイールが上げやすいのでバニーホップしやくなります(特に初心者の方は)。
例えばトップチューブが20.25や20.5と短く思えてもヘッドアングルが寝ていたり(例74.5°以下)や、チェーンステーが長かったり(例13.5〜)だったら乗り味自体は直進性は良く安定していますが初心者の方のバニーホップや回転系は難しくなります。
※チェーンステーは13.2くらいが基準になると思います。
なのでトップチューブが20.75と数値だけでは長く感じても実際はホイールベースが短いのでクイックに扱える最先端の設計となっております。
ご予算の他にこういった数値を比較して選択されると良いと思います。
他に特筆すべき点は、
・4-pieceハンドルバー
・160mm クランク
・Odyssey Clutchシールドフリーコースター
次に、
■160mmという短かいクランクが装着されている意味
通常BMX完成車には一般的には170mmというクランクが装着されています。
先の説明しました通りSTREETSWEEPERはチェーンステーが短いのでペグを装着した場合170mmのクランクでは足がペグに当たってしまいます。
なので160mmという短いクランクを装着してペグ装着にも対応した構成になっております。 それと、
■OdysseyのClutchフリーコースターが装着されております
これは遊びの調整がハブ本体の外側から調整できる優れものになります。
フリコはペダルを踏み込んだ時に抜けるような遊びがあります。
ほとんどのフリコは遊びの調整がハブを分解して内部にスペーサーを入れたり抜いたりして好みの遊びに調整します。
その好みを決めるために何度も分解して戻してを繰り返して作業することになります。
そういった初心者の方に不慣れで大変な作業がないOdyssey Clucthハブはとても便利なんです。
他にもフレームにチェーンテンショナーという後輪がズレにくい仕組みが内蔵されています。
この仕組みが地味ですがとても便利です。
あと、
■チェーンテンショナー内蔵フレーム
チェーンテンショナーとは?
リヤホイールは倒したり着地の衝撃、グラインドの衝撃などでズレやすいのでズレないようにリヤホイールを固定しているパーツ(又は仕組み)のことになります。
いちいちズレたホイールをフレームのセンターへ戻す作業を繰り返すことを考えると、チェーンテンショナーはとても楽で便利です。
あと最後に、
■前後のハブともにFEMAIL(フェメイル)というボルト式の仕組み
通常ハブはシャフト(棒)にナットを入れて締める仕組みになります。
一般的な自転車はほぼこの仕組みです。
ただ、このFEMAILタイプはハブ本体にフレームやフロントホークにボルトで固定する仕組みになります。
このFEMAILタイプのメリットは、ペグを装着してグラインドしてもシャフトタイプのハブに比べて曲がりにくかったり折れにくいという強度面が大きいです。
あとシャフトが飛び出ていないので安全ですし、シャフトのネジを潰したりもしないのでメリットが大きいです。
グラインドはしたい方はFEMAILタイプのハブおすすめです。
以下の動画はJake Sesley自身がこのSTREETSWEEPER完成車にペグだけ付け足して乗ってます。
【SPEC】
FRAME : 20.75″ TT, 100% chromoly, aftermarket frame, w/ removable brake hardware
FORK : 20″, 100% chromoly fork w/ 1-piece steerer tube and welded pre-load, 25mm offset
HANDLEBAR : Sunday, 100% chromoly, 4-piece
STEM : Sunday Freeze top load, 48mm
HEADSET : FSA integrated conical, 1-1/8″
ALLOY CAP : Sunday M16, aluminum
BRAKE LEVER : Odyssey Springfield
BRAKE : Odyssey Springfield U-brake
BRAKE CABLE : Odyssey Linear Quik Slic
GRIPS : Sunday Jake Seeley
SEAT : Sunday Badge, Pivotal
SEAT POST : Sunday Pivotal
SEAT CLAMP : Integrated
SPROCKET : Sunday Sabretooth V2, 25T, 6061 aluminum
CRANKS : 160mm, 3-piece, chromoly
BB PARTS : Sealed, Mid, 19mm
PEDALS : Odyssey Twisted PC Pro
RIMS : Odyssey Quadrant, 20″, 36H
FRONT HUB : Sunday, 36H, low-flange, sealed , 3/8″ female axle
REAR HUB : Odyssey Clutch V2 FC, 36H, 14mm female axle w/ 9T driver, non-drive PC guard
SPOKES :14g steel, black
TIRES : Sunday Street Sweeper, 20 x 2.4″ (F & R)
CHAIN : KMC Z1 wide
【FRAME】
Top Tube Length : 20.75″
Head Tube Angle : 75.25°
Seat Tube Angle : 71°
Chainstay Length : 12.7″-13″
Bottom Bracket Height : 11.7″
Standover : 8.85″
【HANDLEBAR】
Rise : 9″
Width : 29″
Backsweep : 12°
Upsweep : 3°
ペグ・ジャイロは付属されてません
ご購入前に必ずこちらの注意事項をご確認ください。