長年、KINKを代表するモデルとしてリリースされているGap。
そのGAPのフリーコースターバージョンがGAP FCになります。
カラーが最近はほぼ無くなったクロームメッキとかなりカッコいいです。
フレームサイズが20.5で、最近は少なくなった一番無難なサイズです。
GAPは長年このフレームサイズを含めたジオメトリー(設計)を続けて作られております。
フレームの前三角に4130クロモリのパイプを使用し、コストを抑えながら必要な部分には強度を持たせたスペックとなっております。
・フロントフォーク、
・ハンドルバー
にも4130クロモリを採用しています。
・Kink T900 Bar、
・Kink Stryker Fork、
フリーコースターハブは回転の良い
・Mission Deploy Sealed Freecoaster 14mm
が装着されております。
Kink Ridge 3-piece tubular chromolyクランクは、見た目だけでなく、フィーリングやパフォーマンスにも優れています。
最新のフレームジオメトリーにより、
・低いBBハイト、
・高いスタンドオーバーハイト
を実現し、安定した走りを可能にしています。
※フリーコースターは若干ガタがある場合がありますがご了承下さい。
※KINKは、BB内部のスペーサーがしっかり留まっておりません。
動画を添付しておりますが、本来は内部のスペーサーがBBにて押さえられて動きません。
内部スペーサーが動く原因としては本来のサイズより若干短いサイズが挿入されております(チェックすると組立た全てでした)
なぜしっかり押さえていない事を問題としているかその理由ですが、クランクをしっかり締める際に内部からスペーサーでしっかり押さえていないとベアリング(BB)が外側からの力のみで押さえられて回転が固くなるからです。
BBとスペーサーが内部からと外側からとしっかり固定されていることで、クランクのボルトを締め込んでもベアリング(BB)が固くならずにクランクが回ります。
さらにスペーサーが動く問題は当然ですが動いてカチャカチャと音がする場合があります。
動画は16インチモデルですが子供車から26インチまで全モデルです。
なぜこのように短いスペーサーが装着されているか想像するに、工場の製造ラインで内部のスペーサーがジャストサイズですとBB圧入時に結構な手間が掛かりますので、その手間を省くためにあえて(わざと)動くよう短いスペーサーが挿入されていると思います。
色々と書きましたが、つまりクランク&スプロケット&BBまで一旦すべて外し、BB内部のスペーサーを変更するか1mmほどのスペーサーを足して再度BB圧入からクランク装着するという作業を行っております。
スペーサーが短いことを気付いているショップさんはほとんどないようですが(スルーしているのかもしれません)、当方はKINKと他ブランドもすべてチェックしてこの作業を行うようにしております。
【SPEC】