スペック
カラー |
ブラック |
チューブ |
熱処理済クロモリ、プレーンゲージチューブ |
高さ x 幅 |
8.5" x 27" |
バックスウィープ |
12° |
アップスウィープ |
5° |
クランプ |
22.2mm |
重量 |
875g |
【ALIVEサポートライダーレビュー】
そもそも4PCバーが好きな理由は短くカットしても見た目が悪くならないところ。肩幅より少し広めのスタンスが好きな自分はどうしてもライズが8.25以上の2PCバーだとその幅まで切れません。まぁ切れるんですが、短すぎて見た目が悪すぎます。写真のプロトタイプは片方4cmずつカットして使用しています。かなり切っていますが、この見た目。やっぱり4PCバーはいいですね。
TG2000はライズが8.5″あります。個人的には日本人の体格に合った限界の高さは8.5″〜8.75″だと思ってます。ライズが高いハンドルバーは大好きですが、身長が平均的な172cmの自分にはこれ以上に高いと身体的にも見た目的にも負けてしまいます。あとはヘッドのカップやスペーサーで調整するのがベスト。
よく言われるのは4PCバーって硬いから手首が…
確かにそうとも言えるのですが、実は4PCバーには2種類あります。
まずはANIMALなどが出しているタイプ、いわゆるBOBバーなどはハンドルの上部横に1本、縦左右に2本、下部に横1本で4PCバーとなります。
TG2000の場合は上部左右に2本、上下横に2本からなる4PCバーのタイプです。前者のタイプはハンドルバーの曲げ部分に縦方向に溶接部分があり支えとなるのでしなりにくいのですが、これが硬いと言われる要因で、手首を悪くする原因にもなります。後者のタイプはハンドルバーの曲げ部分に溶接がないことからしなります。
実際に自分は前者のタイプから後者のタイプであるTG2000に付け替えてビックリするくらいしなりを感じることができました。
もうひとつの特徴はバックスウィープが12度あるところです。おそらく他社の4PCバーでも今までになかった角度だと思います。バックスウィープは手前側、BMXに跨った時に自分側に曲がっている角度のことですが、力を抜いて拳をハンドルバーの幅で前にまっすぐ突き出してみると実は手首って外側に若干向いているんですよね。これが理由でバックスウィープが程よくあると手首に負担が掛からないと言われています。
TG2000は4PCだからこそバックスウィープをキツめにつける事によって、手首に優しい考えられた設計になっています。
4PCバー史上もっともしっくりきたハンドルバー「TG2000 4-PC Bars」。